平成25年3月9日(土)の二番ゼリ(午前5時30分開始)に今が旬の魚の取材に行きました。
残念ながら、前日8日の夕方から強風が吹き、波の高さが2.5mのため、出漁が少なく市場は寂しい状態でした。
しかし、見つけました。掛渕川でとれたシロウオ(白魚)です。春の季語でもある魚で、一袋500円~1000円前後で取引されるようです。
新鮮なものは「おどり食い」で、それと「卵とじ」なども、おいしい食べ方ですね。萩のシロウオも有名ですが、仙崎でも結構、水揚げされてるんですよ。
セリが終わって、仲買さんが競り落とした活魚のタイの鮮度保持の処理をしています。釣り上げたときに、魚の浮き袋がふくらんでしまったので、お尻の穴から空気を抜いてあげると、元気が良くなるそうです。 もちろん、殆どの漁師さんはセリの時点で処理しています。(当然セリ値も高い。)
こうした細かい処理をすることで、仙崎市場の評価が保たれているんですね。