9月のお魚祭りが終わると、秋が深まるぞ~、と感じてきましたけど、今年はこれから益々熱く燃えるようなイベントが続きます。海幸仙崎店として、直接参加するものは少ないけれども、微力ながら応援しているものを含めまして、ご紹介をいたしましょう。
おとずれ夜市じゃらんじゃらん10月開催
今年最後の「夜市じゃらん」、雨・雨と続いたけど10月こそ開催!ケンサキイカの仙崎ぶとイカ宣言を得て、無料試食コーナーが設置されます。最近のケンサキは身が厚くなりましたから、ぷりぷりの柔らかな肉質を堪能できますね。
食の祭典☆N-1グランプリ2014&食欲の秋だよ!青海島シーサイドスクエアに全員集合!かまぼこまつり
10月5日(日)同時開催の大規模なイベントです。雨!ご遠慮くださいませ!
このほか、ショッピングセンターWAVEで19、20日に地産地消フェア開催。ここでは海幸仙崎で作った加工惣菜品を販売させていただきます。何が出せるかまだ分かりません、これから作ります。予定としては4品。
- 仙崎旬魚のフライ(加熱調理用)
- イトヨリの生寿し(きずし)
- ケンサキイカの長門ゆずきち着け
- コシナガマグロのオイル漬け
フライは仙崎とろアジがメインになることでしょう。秋のお魚からはウマズラハギ、バトウダイ、マダイも使ってみたいです。
生寿し(きずし)とは・・なまずしではありません・・
お店でも観光のお客様に問い合わせを受け、「寿し」のネーミングからシャリ(お米)を挟んでいると勘違いされます。仙崎女性部の郷土料理の生寿しは、開いて骨を抜いた小魚を塩で〆め、甘酢に漬け込み、白藻(しらも)と胡瓜、人参、生姜のなますを挟んで完成。なますの代わりにおからを巻く地域がありますね。仙崎の伝統はおなますでございます。
ケンサキイカの長門ゆずきち漬け、レシピは料理研究家、馬場香織さんがながと食のワークショップ(第三回)で披露されたものに、少々変更を加えて海幸風にアレンジ。オリーブオイルとゆずきちの酸味バランスが難しい料理でした。
コシナガマグロは8、9月の定置網にまとまって入る魚です。1キロから3キロ弱のサイズが多かったですね。クロマグロの若魚=ヨコワ、に比べて脂質が少なく、シーチキン風のツナオイル漬けに最適でした。オイルはオリーブではなく、癖のない食用油を使い、マグロ独特の臭味はバジル、ローズマリー、シソ、ニンニク、などのハーブで見事に変化。手前味噌ながらコレ、おいし~です。