いきなり垂涎ものの写真からはいってみましたが、アツアツご飯がほしくなったんじゃありませんか。これは先日、仙崎女性部さんの朝市で販売された、「海老のかき揚げ(3枚300円)」の画像。この日は販売開始時間を30分繰り上げ、7時半からスタートしたらしいのです。テーブルを並べたり、開店準備をしていたらお客さんが溜まっちゃったということで早めたんだって。umisachi出遅れて8時半前についたときには、このかき揚げが二つしか残っていませんでした、ひゃ~!大事にして持ち帰り、麺類を切らしていたためエビのかき揚げ丼を堪能しましたよ~。
さて、もう少しエビのことについてお話ししましょう。仙崎漁港に水揚げされるエビ類はそれほど多くありません。エビ(アカエビ)、クルマエビ、ウチワエビ、シャコの順になります。平成24年の水揚げ資料をみると、エビ、シャコが一番獲れている季節は6月、ウチワエビが5月、クルマエビが9月、。そうそう、シャコも旬を迎えておりますが、かき揚げに使われているアカエビはまさに、「今でしょ!」。
ところで、ウチワエビってご存知?市場名「シラミ」で取引されるこのエビは、滅多にお目にかかることがございません。umisachiは頻繁に1番セリ(am2:00)、2番セリ(am5:30)を見学します。活魚水槽のある一角、ここはレアなお魚と対面できるポイント。高級魚のウチワエビを水槽の底に見かけると、このエビたちは何所に行くのだろうと考えながらしばらく立ち止まり、なんだか得した気分に浸ってしまうのでした。
仙崎の海老シーズン、終盤を迎えていますけど7月からは脂がのったマアジがどっさと揚がります。『仙崎トロアジ』旬宣言、もうすぐですよ。