6月3日は「あじの日」


6月3日は何の日でしょう?インターネットの「記念日」サイトを見渡せば、いろんな記念日に出会います。

  • 測量の日
  • 雲仙普賢岳祈りの日

などなど。歴史的には、1853年にペリーの黒船来航があった日であり、オールドプロ野球ファンならば阪急の福本豊選手が、盗塁数939の世界新記録を1983年に達成した日であることを覚えているでしょう。

さて、今日のお話はマアジが主役。去る平成9年、山口県の中型まき網漁業連合会と農林水産物需要拡大協議会が連携し、「やまぐちの瀬つきあじ」を多くの人々に知っていただこうと制定したのが、『あじの日』なのです。

あじは6月から7月にかけて漁獲量が増えてゆきます。そして、1年を通じ、この季節のあじが最も脂がのっておいしいとされ、山口県ではたくさんの皆さまに「やまぐちの瀬つきあじ」を味わっていただくため、様々なイベントが展開されます。

長門市では5月から定期的にマアジの脂質含有量の測定を行い、平均の脂質含有量が10%以上になった時に山口県漁協長門統括支店が「仙崎旬宣言」を発令し、この時期のマアジを「仙崎トロあじ」と認定しています。

では、現在の状況はどうでしょうか。今朝、仙崎漁協にでかけて関係者に伺ってきました。先週後半はマアジの水揚げが続いていましたので期待していたところ、脂質含有量の測定結果待ちということです。市場で確認したマアジは、色つやよく、かなり丸みを帯びてきたように感じます。「仙崎トロあじ」宣言の日は近いことでしょう。

 

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